タッチ ミステリーオブトライアングル
東宝 1987年 ファミリーコンピュータ



「タッチ」といえば多くの方がご存知、あだち充先生の名作である。

漫画では、野球というテーマの中に恋愛の要素も交えながら話が展開していくわけだが、

ゲームの方は、スタート地点こそ「南風」から出発するものの、野球、恋愛といった「タッチ」の世界観とは全く別物。

ゲームの目的は大雑把に言うとパンチの子犬を10匹見つけることなのだが、

確かにゲーム内容からすると必ずしも「タッチ」の名を冠する必要はなかっただろう。

また、このゲームをある程度進めていくとよくわかるが、とにかくマップが広い。

このマップ内を動き回ってBOSSを探したり、必要なアイテムやヒントを集める必要がある。

正直マップ情報なしで挑むにはかなり辛いゲームだと思う。

おそらくこれらが原因で多くのゲーム批評では、クソゲーの烙印を押されてしまっているのが本作である。

確かに説明書がなくカセットだけでプレイを始めれば、こんなゲームだったの!?と思う方は多いもしくは多かったに違いないが・・・。

 

だが、「タッチ」のゲームという大前提を抜きにしてゲームそのものを見てみると、

BOSSを倒すためのヒントやゲームを進めるための謎ときなどしっかりとつくられており、結構面白い。

また、敵の攻撃もゆる~い感じなので、体力がなくなってGAMEOVERになってしまう人はまずいないと思う。

この点においては、ストレスなくプレイができると思う。

マップが広く最初はとっかかりもなくどうしていいかわからないという点は否めないが、(やはりここは大きな問題か!?)

ゲームが進みだすと面白くなってくると思うので、ある程度の根気さえあれば楽しめるゲーム、というのが筆者の見解だ。

とはいうものの、ヒントや謎解きについて答えにたどり着けず諦めてしまった人もいるかもしれない。

なので、マップと各エリアの進め方を下記にまとめた。

 

このゲーム攻略のカギはマップである。

先述の通りマップの広大さゆえに次にどこへ進めばいいかわからず、匙を投げてしまったプレーヤーも数多くいるはずだ。

マップを見ながらでもいいからクリアしたい!という方や、当時クリアまでプレイされて久方ぶりにマップが

どんな感じだったか見てみたいという方がいらっしゃれば是非ご覧頂きたい。


<知っておくべき基本操作>

  アイテムの切り替え・・・Aボタンを押しながら十字キーの左右を操作することで切り替えできる

  アイテムを使う・・・フィールド上でBボタンを押すと使用

  アイテムを渡す・・・家の中などでAボタンを押しながらBボタンを押すとアイテムを渡す(A+B同時押しでOK)

  パスワード画面の出し方・・・STARTボタンでゲームを中断した状態でSELECTボタンを押す


<全体マップ>


  全体マップ



<各ゾーンの攻略>
 (ゾーン名は筆者が勝手に命名)


  住宅街

  カラーストリート

  ホラーゾーン

  住宅街(日本家屋)1

  

  住宅街(日本家屋)2

  オフィス街

  学校

  倉庫

  神殿&中華街



  ネタ



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