バルダーダッシュ
データイースト 1990年 ファミリーコンピュータ
<ゲームの性質>
基本的にこのゲームは時間内に所定の数のダイヤモンドをゲットし、開かれた扉(ゴール)に向かうという
あっ、書いていてエッガーと同じやん、と思ってしまったが、幾つか特徴めいたものがある。
(性質1)
重力の概念
このゲームには重力の概念が存在します。
土を掘り進める際、土の支えがなくなると岩やダイヤモンドが自由落下する
これを利用して所定の位置に岩を運んだり、敵を圧死させる。そう考えるとフラッピーに近いか?
ちなみに主人公も圧死しますのでご注意を。
(性質2)
岩を動かす
岩を動かすのに二種類の方法がある。
ひとつは、押したい方向(左右だけ)に長押しする。動かしたい先に障害物(敵、土、岩など)がなければ、
1マス動いてくれる。
もうひとつは“Aボタン”を押しながら所定の方向の“十字キー”を押すと主人公は動かずに岩だけ1マス動いてくれる。
この“ボタン”+“十字キー”の操作はダイヤや砂でも同じことが可能。
後半のステージではこの使い分けが非常に重要。
先にも左右と書いた通り、重力に反する上方向には押せない。
(性質3)
岩のすべり現象
これはよく理解しておいた方がよい性質である。
文章にしようとするとややこしいが、壁や岩の上に岩はおけないということである。
こう書くと予備知識がないと意味不明だが、プレイしている方なら分かっていただけると信じている。
壁や岩ではこの法則に従って、壁の端まで岩を運んだとすると、端に来た瞬間に勝手に滑り落ちてしまうが、
土の上の場合は端の位置で留まってくれる。
これからプレイされる方は、プレイしながら「あ~、そういうことか」と叫んでいただければと思う。
(性質4)
敵に隣接すると死亡
これが一番厄介な性質かもしれない。
稀に死亡しないこともあるが、恐らく完全に隣接しない(半マスズレとかはセーフ)と
死亡フラグが立たないのではないかと考える。
ただ、エッガーランドに比べてもキャラの移動速度が早いため半マスズレを狙って
敵キャラとすれ違い走行はほぼ不可能。
そのため、基本的には極力敵キャラとの隣接を避けた攻略を心がけることになる。
他にもゲームをクリアするために必要な情報はあるのだが、これについては各ステージで
解説していこうと思う。
説明書のない方のために念のため、
“Aボタン”+“Bボタン”長押しで自滅できます。岩などに閉じ込められたときに。
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